【収穫予定8月下旬】

もぎたての【未希ライフ】を青森から産地直送いたします。

青森の自然の中で太陽の光をたっぷり浴びた【未希ライフ】です。

パリパリした食感と甘みたっぷりなりんごです。

真っ赤なりんごで甘みと酸味のバランスがよくさっぱりと召し上がれます。

早い時期に収穫するりんごは酸味が強いりんごが多いですが、【未希ライフ】はまろやかな甘みがあるのでとっても食べやすいりんごです。

果汁が多いのも魅力的です。

残暑厳しい季節ですが、【未希ライフ】の果汁で、たっぷり潤うことができます。

【未希ライフ】が熟すギリギリまで木にならしています。

美味しくなってから、味見をして収穫しています。

美味しさ重視の栽培方法です。

美味しいりんごだけを見極めて、すぐりもぎしています。

そのため、天候や気温によって、収穫時期がずれることもあります。

旬のもぎたてのりんごを召し上がっていただきたいので、ご予約をおススメします。

ご予約していただくと、収穫後すぐに発送いたします。

【未希ライフ】育成者の工藤清一さん

未希ライフは青森県弘前市石川の工藤清一氏が育成しました。

品種で1992(平成4)年に品種登録されました。

工藤さんは昭和55年から新品種作りに取り組まれています。

【未希ライフ】の他にも【かんき】【安祈世（あきよ）】【栄黄雅（えいこうが）】【石川ゴールド】【黄明（こうめい）】【紅夏（べにか）】【大紅栄（だいこうえい）】【幸寿（こうじゅ）】など・・・

たくさんのりんごを世に送り出しています。

工藤清一さんと大湯ファームは同じ地区に住んでおり、大変お世話になっています。

1945年8月、終戦3日目の弘前へ向かう汽車に、東京の自宅を焼け出され、故郷へ向かう高原未希がいた。
故郷へ戻り、母、千恵が吐血して倒れ、医師の診察により癌を宣告される。母はまもなく亡くなり、このことがきっかけで未希は医者を志し女子医専に進学。

医専を卒業した未希は念願の医者となる。
シベリアから父・正道が帰ってくるが、長い抑留生活のため、余命いくばくもない事がわかり、その後、妻・千恵の墓前で、正道は息を引き取る。

開業医としては順調な日々を送る未希だったが、妊娠中の剛造の妻初子の体調不良の訴えを妊娠中毒症と誤診、腎臓病で初子を胎児ともども亡くす結果となり、医者としての自信を失った未希はアメリカ・シアトルへ留学する。
帰国後、周囲の反対を押し切って剛造と結婚した未希は、姑のテルと激しい確執を演じるが、剛造の初子の娘・典子の病気を治療した事をきっかけに和解する。

剛造が長年のりんごの品種改良の努力が実って、農業賞を受賞。喜びも束の間、剛造もまた病に冒される。未希は延命治療を拒み、安らかに旅立たせるのだった。
生前農業雑誌に紀行していた記事に品種改良の結果できた新種のりんごの名を【未希】とつけたことと、未希への感謝の念が書かれていたのを読み未希は喜びに涙する。

【未希ライフ】育成者の工藤清一さん宅には当時の撮影風景など、多くの思い出の写真が飾ってあります。

主演の三田佳子さんと工藤清一さん

【未希ライフ】を育成した工藤清一さんにお話を伺いました。

弘前を舞台にした【いのち】は弘前市役所・弘前観光協会はじめ、たくさんの団体、個人が協力してできた作品です。

私も弘前市役所の依頼を受け撮影園地 提供や、りんご栽培シーンで技術指導 など、りんごの農家の仕事を半ば放り出し、協力させていただきました。

実生活でもりんごの品種開発に取り組 んでおり、12年ほど経過しておりました。

工藤清一さんと大湯ファーム園主

ようやく「これは！」という、ひとつの赤いりんごが授かった時期でもありました。

せっかく弘前を舞台にした大河ドラマ 【いのち】、そしてドラマの中で生まれ た新品種【未希】。

この【未希】をその赤いりんごに実際 に名づけ、後世に残したいと思いました。

そして【いのち】の原作者である橋田壽賀子さんにも【未希】の使用の許可 をいただきました。

しかし既に何らかのもので【未希】と いう名前で特許が取得されており、【未希】だけではりんごの品種登録はできませんでした。

りんごの花は品種によって少しずつ違いがあります。

左は【未希ライフ】の花です。

りんごの花が咲くのは5月上旬です。

りんごの花の開花時は、一斉にりんごの花が咲くので、とても荘厳な景色を見ることができます。

りんごの花から花へと飛び交い、花粉を集めるのは働き者の針をもたないマメコバチです。

「マメコバチ専用巣箱」をつくり大切に飼育･管理し、増殖をしています。

りんご栽培は自然と共存しています。