カイガラムシの被害、対策
【カイガラムシの被害】
散布ムラが原因か、薬剤のタイミングなのか、以前から枝やりんごに付いてる状態は確認してましたが、昨年はかなり増え、枝やりんごに被害がありました。
前年の猛暑で、生態のサイクルにも影響があったのではと思われます。
生態 幼虫で越冬し、6月に入ると成虫に
なり、動き回り産卵する。
孵化した幼虫は、8月には成虫になり
また産卵します。
※ 生まれた直後は移動出来るが、成虫に
なるとメスは足が無く移動できなく、
殻を被っているのは、メスです。移動が
できいので、卵を抱えたまま死んでしまい、
卵からかえった幼虫が死骸から出てきます。
オスの成虫は羽もあり、移動してメス
と交尾します。
症状 りんごの尻に寄生し、見た目が悪く
商品にならない。枝に寄生すると衰弱し
枯死してしまいます。
対策 発芽前 3月下旬〜4月上旬
マシン油乳剤50倍、
展葉1週後 4月下旬
ブプロフェジン1000倍
夏場の殺虫剤は、幼虫には効果あり。